内閣府の調査によると、93.2%の青少年がインターネットを利用しているようです。
>平成30年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)
その中でもコミュニケーション手段として利用しているのが、小学生36%、中学生68.2%、高校生89.7%だそうです。
TwitterやInstagramなどいわゆるSNS(ソーシャルネットサービス)に興味があるお子さんも大勢いるでしょう。
SNSの利用は年齢制限を設けていることがほとんどですが、ぶっちゃけバレずにひっそりやることだってできちゃいます。
実際にトラブルに巻き込まれてしまったり、誘拐事件も起きています。
あくまでも私の考えですが、低学年のうちから親と一緒にルールを守りつつ利用して何が危険かを理解させながら利用させたほうがいいのかな?思ってます。
高学年→中学生になったら子ども専用のスマホを持たせるかもしれないし、親よりもどんどんネットを使いこなしていくと思います。
反抗期真っ盛りだった自分が中学生頃だったときのことを考えても、中学生にあれこれ注意するよりも小学生のうちから教えておいたほうが伝わると感じてます。
この記事では、小学生のSNS利用について私なりの考えをまとめてみました。
もし、お子さんに「SNSを利用してみたい!」と言われたときの参考にしてもらうと嬉しいです。
【タップできるもくじ】
Twitter・LINE・Instagramに年齢制限はある?
ざっくりいうと、どのSNSも中学生以上からの利用を認めているようです。
13歳以上 | |
LINE | 12歳以上 |
13歳以上 | |
TikTok | 13歳以上 |
子どもが個人アカウントを作って利用するのはダメだけど、親がアカウントの持ち主で子どもにも共同で使用させるというのはまぁOKなのかなと考えています。
以下、年齢に関する利用規約などまとめてみました。
本サービスを利用できるのは、Twitterと拘束力のある契約を締結することに同意し、適用のある法域の法律によりサービスを受けることが禁止されていない者に限ります。また、いかなる場合においても、本サービスを利用するためには少なくとも13歳(Periscopeの場合には16歳)以上でなければならないものとします。ユーザーが、特定の企業、組織、政府、その他の法人のために本規約を受け入れ、本サービスを利用する場合、そのような権限を有していることおよび当該法人を本規約に法的に拘束することができる権限を有していることを表明し保証するものとします。その場合、本規約における「ユーザー」は当該法人を指すものとします。
LINE
いつもLINEをご利用いただきありがとうございます。
LINEでは、日常生活の様々な場面でお使いいただけるようなツールになるべく、サービスの多様化を日々進めています。それにともない青少年保護を目的とした教育活動や機能アップデートも随時実施しており、新たにLINEの利用推奨年齢を12歳以上に引き上げることで、保護者の皆様がLINEの利用について管理できるようになります。
13歳以上であるか、または自国でInstagramを利用できる法定年齢に達していること。
TikTok
e. 年齢制限本サービスは、13歳以上の方(特定法域向け補足条項において追加的な制限が課される場合があります。)のみが利用できるものとします。本サービスをご利用いただくことにより、お客様は規定された年齢以上であることを保証したものとします。上記年齢未満の方が本サービスを利用していることがわかった場合、当社は該当するユーザアカウントを終了させます。
小学3年生の娘がTwitter利用開始
今年は春休みが長いということもあり、SNSの使い方の勉強を兼ねてTwitterを始めてみました。
学校の友達がインスタやTikTokをやっているらしくて、羨ましいと言われたことがきっかけです。
インスタやフェイスブックでも良かったんですが、私がTwitterの使い方しかわからなかったので、Twitterに決定。
娘にはスマホを持たせていないので、私のスマホからしか閲覧できないし投稿もできません。
なので1日の利用時間は数十分くらいです。
イラスト投稿がメイン
娘はイラストを描くのが好きで、イラスト投稿をメインに利用させてます。
色んな人に自分の作品をみてもらうのはモチベーションが上がるようで、春休み中一生懸命イラスト制作しています。
自分よりも上手い人の絵をみることができるのも刺激になっているようです。
文字だけのコミュニケーションを体験
フォロワーも少しずつ増えてきて、フォロワーとコミュニケーションもとっています。
「イラスト可愛いですね♪」とか、「すごく上手ですね♪」というような内容です。
対面と違って、伝え方が不十分だと勘違いをされてしまったり不快に思われたりすることもあります。
これから友人同士でもLINEだったり文字だけのコミュニケーションはどんどん増えていくので、いまからコミュ力を身に付けてもらいたいです。
SNSでどんなことが危険か、NGか理解してもらう
Twitterの楽しさはすぐに感じることができますが、危険なことはなかなか実感できません。
Twitter利用するにあたり、娘とルールを決めたのでなぜそのルールを作ったのかをきちんと説明しました。
我が家のTwitter利用ルール
娘と約束したルールはざっくりこんなところです。
- 1人で利用しない
- 利用はイラスト関係に絞る
- 顔出し、個人情報は載せない
- 近所の写真や行った場所の写真を載せない
- DM利用不可
1人で利用しない
まだまだSNS利用の初心者です。
どんなことがトラブルになるのかわからないことだらけなので、親の目は必須です。
利用中いつも真横にべったりくっついて監視しているわけではありませんが、相談したり話し合ったりしながら利用させてます。
利用はイラスト関係に絞る
Twitterはありとあらゆる情報がいっぱいです。
次から次へと面白い情報や動画が流れてきたり、大人のわたしもつい時間を忘れてTwitterを見てしまいます。
フォローやフォロワーも自由にさせてますが、なるべくイラスト関係に絞るように伝えてます。
利用を広げすぎると、出会い系やアダルトコンテンツなどにも目に止まってしまうかもしれないからです。
顔出し、個人情報は載せない
顔出しや個人情報は禁止しています。
アカウント名も名前とは全く別物にしてますし、年齢や住んでいるところももちろん書かないようにさせています。
本当は、芸能人やネット上で有名な人のように加工した写真をのせて「可愛い♡」と言われてみたいようなんですが(笑)
近所の写真や行った場所の写真を載せない
近所の写真や行った場所から住所を特定されてしまうこともあります。
DM利用不可
DM(ダイレクトメール)はフォローしているアカウントと非公開の会話ができます。
1対1の会話ができてしまうので、今のところ娘には使わせていません。
ツイッターで誘拐事件も発生している
2019年の12月に小学6年生(12歳)がツイッターを介して知り合った男性に誘拐されている事件が発生しています。
(下のリンクは朝日新聞に飛びます)
>誘拐された12歳、ツイッター禁止のはずが 対応策は?(朝日新聞)
>「10代の誘拐」がツイッターで相次ぐ悲しい理由(東洋経済)
13歳未満の利用は禁止されていますが、使おうと思えば使えちゃうのが怖いです。
もちろん13歳を過ぎたからって、安全な使い方ができるとは限りません。
小1だってオンラインゲームでやりとりできちゃう
いまはスマホで手軽にオンラインゲームもできます。
小1の頃、私がちょっとやっていたスマホのオンラインゲームを娘にさせてみたところ、ゲームの中で知り合った人とゲーム内でやりとりをして一緒に戦いに出かけてしまいました。
小1でもネットを介したコニュニケーションとれるんだとびっくり。
元上司の息子が有料サイト閲覧で10万円の請求が…
もう、10年以上前の話です。
当時勤めていた会社の上司の息子が小学5年生か6年生でした。
おじーちゃんのガラケーからこっそり有料サイトを閲覧していたみたいで、10万円の請求がきたんです。
1回目ということもあり、おじーちゃんが肩代わりしてお咎めなし(激甘)だったんです。
でも翌月も3万円くらい請求がきて(笑)
ちょっと甘やかされすぎて育った子だけど、2回目もまさかするか…とびっくりしたんですが(笑)