忙しさのあまり「子育て中の記憶がない…」なんてことはありませんか?
実際に私も1人目のときは、
どんなふうに育てていたのかちっとも思い出せません(笑)
日々のちょっとした出来事も日記に書き留めておくと、あとから読んだときに
「自分、頑張ってたなぁ~」
「あのときは焦ったな…」
と、思い出すことができるようになりました(^^)
今回紹介する本「子育て手帳のつくりかた」は子どもの成長を可愛く記録できるアイディアが満載の一冊です。
イラストや写真が多めなので、じっくり読まなくても本の内容がわかります。
この本は、
- 子育て日記の書きかたがわからない
- 日記が続かない
- イラストに自信がない
というかたにもおすすめです。
子育て日記はいつから初めてもOKなので、気軽な気持ちで初めてみてください!
【タップできるもくじ】
ちゃんと書こうとしなくてOK
「子育て手帳のつくりかた」の冒頭で、
ちゃんと書こうとしなくてOKと、書かれています。
1行で終わってしまうときがあってもいいし、空白でもOKです。
日記を頑張ろうとしちゃうと、時間もかかるし続けるのがしんどくなってしまいます。
この本に出てくる手帳のページはぜんぶイラストが可愛くて色もカラフルで素敵なんですが、正直マネできません。
でも本に書いてあるちょっとしたコツを使えば、時間を書けずとも楽しい日記帳になって愛着が湧いてきます。
自分のできる範囲で参考にしていくといいですよ。
「子育て手帳のつくりかた」3つの特徴
タイトルが子育て「手帳」とありますが、スケジューリングよりも「日記」の書きかたのほうが参考になる印象です。
著者が「ほぼ日手帳」使って書いているため「手帳」という表現にしたのかな?と感じました。
ほぼ日手帳って一応、スケジュール手帳なのですが私もほとんど日記として使っています。
子育て日記はスケジュール帳でも、日記帳でもノートでもOKです。
あなたの好きなもので書きすすめてくださいね。
さっそく「子育て手帳のつくりかた」の特徴を3つ挙げてみます。
- どんなことを日記に書き留めたらいいかがわかる
- 「手抜きでもかわいい」日記が書けるようになる
- なぞり書きイラスト講座でより子育て日記っぽくできる
1どんなことを日記に書き留めたらいいかがわかる
子育て日記に「決まった書きかた」はありません。
自分の記しておきたいことを書いていけば立派な子育て日記です。
でも、いつも同じようなことばかり書いてしまったりマンネリになることもあります。
書き留める「ネタ」の参考は以下のとおり。
- おっぱいやミルクの回数
- うんちの回数
- 今日のようす
- 離乳食のメニュー
- ○○できた記念(ハイハイやおすわりなど)
- 予防接種スケジュール
- しゃべりはじめ、言い間違い
- 自分の体調
- 自分の感情
特に「成長を感じた喜び」や「大変だった気持ち」など、あなたの感情を書き残しておきましょう。
読み返したときにそのときの情景を思い出しやすくなります。
上記以外にも「マネしたい!」と思えるヒントがたっぷり記載されています。
「子育て手帳のつくりかた」には載っていませんでしたが「自分の体調」も記録しておくといいですよ。
日記を読み返したときに、
「なんでこの日は何もやってなかったんだろう…」
「だらけていたのかな…」
と、思ってしまう日々が続いたとしても
睡眠不足だったり、授乳疲れだったり理由があるはずです。
あとで振り返ったときに
「睡眠不足が続くとイライラしやすくなるな」
「授乳中は甘いものが食べたくなる」
など、客観的に自分のことがみえてきます。
2「手抜きでもかわいい」日記が書けるようになる。
ただでさえ時間がない子育て中に、凝った日記は書けません。
イラストやデコレーションたっぷりで素敵な日記を書いている人もいますが、そこを目指しちゃうと絶対挫折しちゃいます。
私自身、絵も上手く書けないですしおしゃれなセンスも皆無…(笑)
でも、この本に書いてある「ちょっとしたこと」を参考にすると手抜きでもグッと日記が可愛くなるので助かります。
- シールの使いかた
- マステの貼りかた
- ふせんの使いかた
- 吹き出しやマークの使いかた
特に「書きかた」として載っているわけではありませんが、著者が書いた日記がそのまんま載っているので、その使いかたをマネています。
実際、自分の日記を読み返したときに、イラストが多いところのほうが目に止まって読み返します。
3なぞり書きイラスト講座がめちゃ使える!
本の後半に赤ちゃんのイラストやお世話グッズのイラスト集が載っています。
マネして書くと絵がヘタでもサマになるので助かってます。
ハイハイのイラストも、マネして書く前と後に比べて手や脚の感じが赤ちゃんらしく描けるようになりました。
「空虚感」があるときこそ日記をつけてみよう
「1日何やっていたんだろう…」
でも子育て中って自分のことを何もできないほど忙しかったり疲れているハズ。
なのにいつのまにか「何もやっていなかった空白の期間」に記憶がすり替わってしまう危険があります。
でも、日記に書くと同じような毎日でも「ちょっと特別」になるんです。
私も日々の暮らしが虚しく感じてしまうことがあり、日記にかなり救われました。
「子育て日記」おすすめアイテム
お気に入りの文房具を揃えるともっと楽しく続けられます。
ほぼ日手帳
ほぼ日手帳は1日1ページ書くことができるスケジュール帳です。
1月はじまり、4月はじまり、9月はじまりがあります。
薄い紙質なんですが、書き味が気持ちいいです。
万年筆
ボールペンとは違った書き味で大好きな筆記具です。
高けりゃ書き味がいいってものでもないので、お気に入りの色やカタチのものがおすすめ。
私は「いかにも万年筆」って感じの黒い万年筆を使っていますが、コスパがいいのはカクノという万年筆。
日記なら極細字を選ぶといいですよ。
マーブル色鉛筆
日記をカラフルにしたほうが楽しいのですが、マーカーやペンを沢山買うとかさばるので、マーブル色鉛筆のみで着色してます。
芯の方向け具合で出てくる色が変わるのも面白いです。
私が使っているのはコヒノールというメーカーのですが、ちょっとみつけられませんでした…
マスキングテープ
マスキングテープを使えば、ページが一発で可愛くなります。
沢山ほしくなってしまう中毒性があるヤバいやつ(笑)
太さが違うものがあると、デコるのに便利です。
シール
マステはあまり増やしすぎると場所をとるんですが、シールはかさばらないので好きです。
余白にシールをペタペタ貼っています。
本では、手作りハンコも紹介しているけれどハンコはかさばるので使ってません。
100均で気に入ったのをちょこちょこ集めるのも楽しいです。
日記を書けば「今日のしんどい」を宝物できる
子どもの成長をみて楽しいこともあるけれど、「しんどいな」って思うこともたくさんありますよね。
頑張ってもだれも褒めてくれるわけじゃないし、仕事とは違ったタイヘンさがあります。
子育て日記をつけると、日々の奮闘も「宝物」に感じられるようになるから不思議です。