この記事ではパイロットペン習字の練習方法について紹介しています。
パイロットのペン習字講座を始めて、最初に戸惑うのが「練習方法」ではないでしょうか?
他のペン習字と違い、どのテキストから練習を始めるといった順番がありません。
そのため、「何を練習したらいいかわからない」と困ってしまいますよね。
この記事では、
- 最短で上達するための練習手順
- 7A合格のためのポイント
を紹介しています。
私はここで紹介していることw意識して、初回の課題で7Aに昇級できました。
段位もあるので7Aはまだまだビギナーの級位ですが、ある程度字が整っていて「なかなかキレイな字だな」と感じられるレベルだと感じています。
- 受講したばかりの初心者
- 早く上達したい
- 級位が10~8級
【タップできるもくじ】
最短で上達する練習方法
ペン習字を習い始めた理由として「字が綺麗になりたい」というのが1番多い理由だと思います。
そこで、なるべく早く字が綺麗になれる練習方法を考えたところ以下のように進めました。
- ひらがなを練習する
- 氏名と住所を練習する
- 課題に取り組む
- 頻出漢字を練習する
- カタカナを取り組む
1ひらがなを練習する
ペン習字の受講を開始したらまず、ひらがなを練習します。
ひらがなは46個しかありませんし、ひらがなを使う機会はとても多いからです。
黄緑色のテキスト「かな編」であなたが選んだ系統のひらがなを練習しましょう。
お手本を見なくてもそれなりに同じような字形を書けるようになると、普段も手帳や日記に綺麗なひらがなを書けます。
2氏名と住所を練習する
氏名と住所は1番よく使う文字なので、早めに練習しました。
課題の提出の際にも氏名と住所を書きますしね。
3課題に取り組む
パイロットペン習字には「添削課題」と「級位認定課題」の2種類があります。
はじめたばかりだと、練習から清書まで自分がどのくらい時間がかかるかわからないので早めに取り組みましょう。
4頻出漢字を練習する
余裕があれば頻出漢字も早めに練習します。
例えば「にんべん」の漢字を練習すれば、他の「にんべん」の漢字もそれなりに書けるようになります。
青色のテキスト「漢字編」に頻出漢字が載っていますので、これで練習しました。
系統は分かれていないのですが、楷書なのでそこまで気にしなくても大丈夫です。
5カタカナを取り組む
カタカナはある程度進んでから練習しましょう。
ここまで終えればひと通り綺麗な字を書けるようになっているはずです。
「添削」と「級位認定」どっちの課題から練習すべき?
課題が2つあると、どちらから取り組めばいいか悩んでしまいますよね。
私の場合は添削課題よりも級位認定課題のほうに時間をかけて、どんどん昇級していきたいと考えています。
添削課題を先に終わらせたほうが、級位認定課題に練習時間をかけられるので「添→級位」の順番に取り組むことが多いです。
練習時間を十分に取れる方なら、2つの課題を同時進行で練習もできますよね。
ペン習字初心者は「7A」を目指そう!
はじめたばかりの人は「7A」という級位を目標に練習するようにしましょう。
パイロットのペン習字は級位が10級~1級、段位は初段~7段まであります。
最初に級位がつくとすると以下の3つの級になるようです。
- 新7A
- 新9A
- 10級
あくまでも憶測ですが、「新」とつくのが新しく入会したかたが始めて級位がついたことを意味するんだと思います。
なぜなら新7A と7Aと2種類あるからです。
そして、最初につく級位で最高なのが「新7A」だと思います。
なぜだか「新7B」や「8級」、そして「新9B」は無さそうです。
どういう基準で級位が決まるかは説明がないためわかりません。
しかし、この記事に載せたことを意識して課題に取り組んだら最初の提出課題で「新7A」になれました。
ただし最初に10級や9Aになったとしてもしっかり続けているかたは3級、2級とどんどんステップアップしていっています。
級位を気にしすぎないで、毎日コツコツ練習していくのが1番大事なのかもしれません。
【7A昇級】意識すべき3つの練習ポイント
7Aに昇級するときに注意していたことは3つあります。
- 字の形を正確にマネる
- 字粒のバランス
- 字と字の間隔
1字の形を正確にマネる
まずは字の形をテキストや字典そっくりにマネて書けるようになることです。
ジャポニカ学習帳のような補助線のあるノートで1字ずつ練習します。
お手本も、ノートも16分割の補助線があるとマネしやすいです。
2字粒のバランス
字のカタチだけじゃなく、字粒のバランスも評価されます。
ひらがなは漢字より一回り小さく書く
が鉄則です。
大体ひらがなは漢字の8割くらいの大きさにしますが、もっと小さくすることもあります。
3字と字の間隔
字と字の間隔は空きてもダメですし、くっつきすぎてもだめです。
これは「課題のお手本」を作るときにバランスを整えておけば、練習のときはお手本をマネるだけなのであまり意識しなくても大丈夫です。
不合格にならないための注意点
不合格にならないために以下の2つを注意しましょう。
- 誤字脱字
- 句読点の抜け
- 清書用紙に下書きをしない
特に、誤字脱字は昇級できないようなので気をつけてください。
自作のお手本に誤字脱字があると、間違いに気づかずにずっと練習を続けてしまうなんてことにもなりかねません。
また、清書用紙にえんぴつで下書きを書いたり、中心線を書いたりするのもNGです。
中心線は、自作の中心線入りの下敷きあてれば真っ直ぐ書くことができますよ。
楽しく反復練習しよう
練習ポイントや注意点をいくつか紹介しましたが、上達には反復練習が必須です。
同じことを何度も繰り返すので飽きてくることもあります。
デスクペンではなく、万年筆や黒以外のインクを使うと楽しく気分転換しながら練習できますよ。
【パイロットペン習字の練習方法】7A合格を目指そう|まとめ
- ひらがなを練習する
- 氏名と住所を練習する
- 課題に取り組む
- 頻出漢字を練習する
- カタカナを取り組む
- 字の形を正確にマネる
- 字粒のバランス
- 字と字の間隔
最初からあれこれ意識するのも難しいので、最初の1、2回は力試しで力を抜いて清書を書いてみるのもいいかもしれません。
何度か添削が戻ってきてアドバイスをもらうと、自分に足りない部分が見えてきます。
パイロットペン習字は練習方法や課題の取り組みかたがわかりにくいので、ぜひ参考にしてみてください。