この記事ではほぼ日手帳の革カバーの手入れ方法とおすすめのメンテナンスアイテムを紹介しています。
- 手帳カバーを長く大切に使いたい
- 革カバーの手入れ方法を知りたい
- 革手帳に合う保革クリームを購入したい
革製の手帳カバーを長く大切に使うと美しい経年変化を楽しめます。
そのためにも革カバーは定期的にお手入れが必要です。
革カバーを初めて使うかたは、お手入れ方法やどんなメンテナンス用アイテムを揃えたらいいかわからないかもしれません。
お手入れはサッと3分くらいで終わりますし、年に3~4回で大丈夫です。
とっても簡単にできて、長く美しい経年変化を楽しめますのでぜひ、やってみてください。
【タップできるもくじ】
ほぼ日手帳の革カバーを使う前に保革クリームを塗るべき理由
ほぼ日手帳の革カバーを新調したら、さっそく手帳を使い始めたいですよね。
でも、その前に!
使う前に必ず「保革クリーム」を塗りましょう。
保革クリームを塗る理由は3つあります。
- 汚れから守る
- 乾燥から守る
- ツヤ出し
一度、革カバーに汚れがついてしまうと取り除くのが難しくなります。
使う前にクリームを塗っておけば、手垢やホコリなど汚れがつきづらくなりますよ。
そして革は乾燥してくると、ツヤがなくカサカサして一気に古びた感じになってしまいます。
カサカサした部分にコーヒーなど水分をこぼしてしまうと、一気に浸透してしまいシミの原因にもなりかねません。
更に乾燥が進むとひび割れしてせっかくの手帳が台無しになってしまうでしょう。
革カバーの手入れにピッタリ!保革クリーム5選
コロンブス「ミンクオイル」
動物性油脂のミンクオイルは革によく馴染み、栄養を与えてくれます。
ミンクオイルの特徴は動物性油脂ならではの保湿力がバツグン。
カサカサになってしまった革もツヤツヤに蘇ります。
たっぷり入っていて値段も手頃なのも魅力です。
注意点は、オイルがよく染み込むので色が濡れたようにワントーン暗くなってしまいます。
黒い手帳カバーなら気にせず使えますが、白っぽい手帳カバーだったり購入時の色が気に入っているかたは不向きかもしれません。
革を柔らかくする効果もありますが、使いすぎると型崩れの原因になるので注意が必要です。
ファイン「革の達人」
革製品全般に使えるドイツ製のレザーワックスで、我が家では手帳の他に革ソファにも愛用しています。
成分は蜜ロウやワセリンなどで色も無色。
これ1本で汚れ落としから保湿、そしてつや出しまでできちゃいます。
ちょっとベタつくので、できるだけ薄く塗るようにすればOK。
撥水効果もあるのが嬉しいですね。
ここで紹介しているのは100gサイズですが、我が家では250gサイズをガシガシ使ってます。
ラナパー「レザートリートメント」
スポンジが付属されていれトントンとたたきながらつけていきます。
合皮にも利用できるので1つあれば便利なアイテム。
先に紹介した「革の達人」よりもベタつきが少ないです。
コロニル「シュプリーム クリームデラックス カラーレス」
浸透力の高いシーダーウッドオイルやラノリンなどの天然オイルが配合されているクリーム
塗ったときに上品で爽やかな香りがするので手帳にもピッタリです。
革への栄養補給にもバッチリでしっとりした深みのあるツヤに仕上がります。
ただ、弾力のある硬めのクリームなので、場合によっては「塗りづらい」と感じることもあるかもしれません。
エム・モゥブレィ「シュークリームジャー ニュートラル」
革の色をあまり変えたくないというかたはイタリアの高級シューケアブランド「エム・モゥブレィ」のクリームがおすすめです。
さらっとしたクリームで、指やブラシで伸ばし塗るだけで簡単に栄養補給ができます。
仕上がりもベタづかず革手帳にもぴったりなクリームです。
【ほぼ日手帳】革カバーの手入れ方法
ここでは革カバーの手入れ方法を紹介します。
手入れの頻度は、
- 使用前に1回
- 年に3~4回
で、大丈夫です。
今年、革カバーを新調したので使う前にクリームを塗りました。
購入時のキャメルの色が気に入っているので経年変化はゆっくり進めたいと考えてます。
そこで、あまりオイル色が染み込まないモゥブレィを使って手入れをしました。
用意するもの
革カバーのお手入れに必要なものは4つです。
- 保革クリーム
- 新聞紙
- やわらかい布
- ペネトレイトブラシ
ペネトレイトブラシはクリームを塗るためのものですが、ブラシを使わずに指で塗ってもOK。
ただ、ブラシのほうが手が汚れないですし早く塗り終わります。
やわらかい布で乾拭き
クリームを塗る前にやわらかい布で乾拭きをします。
これは手帳についているほこりや汚れを取るためです。
綿素材のもので肌着やガーゼなどがGOOD。
目立たないところで試し塗りをする
初めてクリームを塗るときは、目立たないところで試し塗りをします。
念の為クリームを塗っても色落ちしたり、シミにならないか確認するためです。
ブラシor指でクリームをうすく伸ばす
ブラシか指で薄くクリームを伸ばしていきます。
多めに塗ってしまったところはちょっとシミのように見えてビビッてしまいましたが、乾くと問題ありませんでした。
ペン差しの部分や革の裏側も塗ります。
特に革の裏側は乾燥するとボソボソに剥がれてくることがあるので、忘れずに塗りましょう。
布で軽くなじませる
全体にクリームを塗ったら、やわらかい布で手帳全体を拭いてクリームをなじませます。
半日~1日放置
クリームを革になじませるため、半日~1日放置します。
寝かせるより立てて乾かしたほうが全体的に風通しが良いいいかもしれません。
夜、お手入れをして翌朝はもうベタつかずサラッと感じに仕上がっていました。
今回使用したモゥブレィのクリームはシミになりにくいですし、色味の変化もわからない程度です。
【ほぼ日手帳】革カバーを美しく経年変化させる手入れ方法|まとめ
ほぼ日手帳の革カバーを長く愛用したいなら定期的に保革クリームを塗って手入れしましょう。
- 汚れから守る
- 乾燥から守る
- ツヤ出し
- やわらかい布で乾拭きする
- 目立たないところで試し塗りをする
- ブラシor指でクリームをうすく伸ばす
- 布で軽くなじませる
- 半日~1日放置
保革クリームは色んな種類があります。
今回紹介した保革クリームは以下の5つです。
お気に入りの手帳カバーを長く大切に使って、いい感じの革に育てていきましょう!